おやじ、KOされるっの巻

おやじ、KOされるっの巻

去年の今頃、渋柿の収穫中に何だか、ニョロ・ニョロと動いていた。

よく見ると マ・ム・シ である(この当たりでは ハメ とよばれています)。冬に見かけるのは珍しく、子供に見せてやろうと思い、木の枝で頭を押さえ、無理やり、持っていたペットボトルのなかへあたまから押し込み家に持って帰りました。

帰ってきてペットボトルの中に水を半分ほどいれ3月頃まで飼っていました。すると少し暖かくなってきたのか、よく動き始めたので気持ち悪くなり、「どーしよーかなー」と考えた末に、「よーし・マムシ酒だっ」ということで、ちかくの酒屋にて焼酎を購入。指をかまれないよう慎重に、マムシを一升ビンのなかへ引越しさせた。 そして台所の流しの下に置き忘れていました。 写真ではわかりずらいが、トグロを巻いております。

この間先輩が子供を連れてウチに遊びにきた際、『飲んでみよっか。』ということで「カンパーイ」・・・、『なんじゃ、こりゃー』と思うほどマズイ・・・AND くさーい。その臭さといえば以前に述べた『禁断のレシピの巻』で紹介した、ホウタレの塩漬けを遥かに凌駕し、超メガトン級。39年生きてきた人生のなかで嗅ぐことのなかった1番の強烈的生臭さでKOされたのであります・・・。どのくらい臭いかと例えるのなら、《夏・真っ盛り、6時間の授業を終え、汗だくで帰ってきた小6の息子の足の指》のようであります

ハッキリ言いましょう・・・・マムシ酒は作るものではありません。そして飲む物ではありません。気付け薬だ・・・気をつけろっ!

こんなこと書いていいのかわかりませんが、危篤状態の人に嗅がせると、頭にきて三途の川をユーターンするでしょう・・・。いままで「身体にいい」と飲み伝えられてきたのかもしれませんが、僕は全否定しちゃうもんね。

もう二度と飲むものか・・・マムシ酒。 あっ・忘れていたっ、この間イシガメを拾って、水槽で飼っていることを・・・